介護タクシー、新幹線を利用した、7時間の付き添い。
ご利用者様は、肺がん、酸素管理している寝たきりの方。
食事や排泄(尿道カテーテル)、車いすへの移乗も全介助が必要でした。
付き添われるご家族は、移動中の不安があり付き添いの依頼がありました。
入院中は、食事の摂取量も少なく熊本の家に帰りたいと話されていました。
胸にドレーン(管)をいれての治療が続き、地元に帰るタイミングを相談していて、今回状態が落ち着いたのと熊本での受け入れ先病院も見つかり、転院となりました。
新幹線が九州に入ったことをお伝えすると、声に張りが出てしっかりとしたお声。
新幹線での食事も、娘様にお粥などを用意してもらっていましたが、お粥、プリン、栄養ドリンクなど食欲もあり、ご家族も私もとてもビックリ‼!
やっぱり、地元で過ごしたいお気持ちが元気にさせたんだなーと。
呼吸状態も落ち着かれ、酸素の流量も上げることなく、転院先の病院へ到着。
帰りには、ご本人様、ご家族から感謝のお言葉を受け取り、私も安心と感動の気持ちでいっぱい。
病棟で勤務していた時は付き添うご家族が不安そうな顔をしているのを励ますことしかできず、付き添いの看護師がいたらいいのに・・・と感じていて、保険外サービスを始めたことやこうしてたくさんの方のお役に立ててる事が嬉しいな・・・と色々な気持ちで、新八代から大阪に戻りました。
ご利用者の娘様からご感想を頂きました。JUNAホームページでご紹介していますので、是非ご覧ください。大阪から熊本県への転院付き添い~娘様からの利用後お手紙~ | 保険外看護サービス your support (hokengai.org)